品川駅近くのザ・プリンス さくらタワー東京、グランドプリンスホテル新高輪、グランドプリンスホテル高輪(以上、港区高輪3)で3月16日、「桜まつり」が始まった。
高輪エリアの3つのプリンスホテルには19種類233本の桜の木があり、2月下旬から5月下旬まで花見を楽しむことができる。しかし、今年は1月から2月にかけて肌寒い気候が続き、桜の開花にも影響。最も早く花を咲かす「河津桜」は例年に比べて1カ月遅れの2月27日に開花し、間もなく見頃を迎える。
同ホテルでは、桜の開花に合わせて限定宿泊プランやレストランメニューを提供する。ザ・プリンス さくらタワー東京は、桜の花と同じ高さの室内から桜を眺めることができる「お花見特等席ステイ」を用意。価格は1室2人利用=2万2,000円~、1室3人利用=1万7,000円~、1室4人利用=1万6,000円~。プランには花見弁当などが含まれる。各ホテルで別プランも販売。
グランドプリンスホテル高輪の「フランス料理 ル・トリアノン」は、京都以外では同店でしか食べることのできない塚原産のほんまもんの「京たけのこ」を使ったコース「花がかり」を提供。「鉄板焼 しゃぶしゃぶ ステーキハウス 桂」は「桜さじき席」を用意し、屋外でこたつに入りながら花見を楽しむことができる。
広報担当の鈴木文香さんは「河津桜だけでなく梅も咲いているので、ダブルで楽しんでいただける」と話す(3月14日現在)。「今年は、当ホテルの開花基準木であるソメイヨシノが花をつけた翌日から10日間、ラウンジの営業時間を1時間早める予定。限定の朝食プランを用意しているので、『朝活でお花見』というスタイルを提案していければ」とも。