白蛇伝説「上神明天祖神社」のお守りが人気に-初詣に向けて追加発注

上神明天祖神社の弁天社

上神明天祖神社の弁天社

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 蛇にまつわる逸話が残る上神明天祖神社(品川区二葉2、TEL 03-3782-1711)が、初詣に向けて準備を進めている。

上神明天祖神社のお守り

 鎌倉時代社殿横の清水が湧き出る洗い場に白蛇が住んでいたという言い伝えがある同エリア。いつしか洗い場はなくなり、白蛇は戸越公園の池に移り住んだというが、地元の人の夢枕に現れ「元の場所に帰りたい」と懇願、それを聞いた宮司が弁天社の建立を決め、白蛇を祭ることにしたと伝えられている。弁天様の使者、地元住民の守護神として祭られており、地主弁天とも呼ばれている。

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 禰宜(ねぎ)の齋藤泰之さんは「白蛇は清浄な心と優しさを授ける」と話す。「人間関係にも恵まれ、仕事が忙しくなるといわれている。『参拝に来て出世した』という人も過去にいた」とも。

 新年の干支(えと)ということで、年始には多くの参拝客が見込まれている。「すでに売り切れたお守りもあり、初詣に間に合わせるよう手配している。このようなことは初めて」と齋藤さん。「2012年は三が日で1万人の参拝客があった。来年はその3倍を見込んでいる」と予測する。

 31日の夜から、甘酒や3000世帯分の御新米を振る舞う。1日から3日にかけては、古神おたき上げ奉仕も行う予定。

 齋藤さんは「今年で建立690年目を迎えた。それに加え、巳(み)年というまさに神がかりな年。蛇にまつわる神社は少ないので、ぜひ参拝に来ていただければ」と話す。

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