品川周辺で1月21日から、エリアイベント「東京ウィンターレストランウィーク2008」が日米同時開催される。主催は、東京レストランウィーク実行委員会(事務局=港区港南2)。
同委員会は、品川駅周辺エリアのホテル、ショッピングセンターなどの12施設で構成され、43店のレストランが参加している。コンセプトは「お客さまがより一層、レストランに親しめるきっかけ作り」。
同イベントは1990年代初め、ニューヨークで始まった。2006年に、ニューヨークの姉妹都市である東京に上陸し、エリア全体で3回目の開催となる。ニューヨーク市観光局CEOのジョージ・ファティータさんは「このイベントがニューヨークの姉妹都市である東京で開催されることを大変うれしく思う。このエキサイティングなイベントに参加された方は、ぜひニューヨークのレストランウィークにも足を運んでほしい」と話す。
同イベントでは、限定ランチコース(1,500円)と限定ディナーコース(4,000円)を全店統一価格で提供する。参加店舗は、「天ぷら つな八」「つばめ KITCHEN」など、明治時代から営業している老舗レストランから話題の店まで幅広くラインアップする。参加店の内訳は、ランチのみ=9店、ディナーのみ=14店、ランチ・ディナーとも=20店。
事務局の山田さんは「首都圏の他地域との競争が激しくなる中、同エリアの商業施設とライバル視し合うのではなく、手を取り合ってエリアの発展に努力していく必要があると考えていた。偶然にも、姉妹都市であるニューヨークから同イベントへの誘いを受け、開催を決めた。魅力は限定コースを統一価格で提供すること。これまで試す機会がなかった店にも気軽に足を運んでもらいたい」と期待を込める。
開催は2月1日まで。