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「目黒のさんま祭り」開催迫る-無料サンマ6000匹、震災復興チャリティーも

昨年行われた「目黒のさんま祭り」の様子

昨年行われた「目黒のさんま祭り」の様子

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 目黒駅前商店街振興組合青年部(品川区上大崎2)は9月8日、秋の恒例イベント「第18回 目黒のさんま祭り」を開催する。場所は目黒駅東口のりそな銀行前(品川区上大崎3)から目黒通りにかけての周辺一帯。

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 岩手県宮古市直送のサンマ約6000~7000匹を無料で振る舞う同イベント。毎年多くの人でにぎわい、昨年は、約3万5000人が来場した。サンマをもらう人で行列が上大崎3丁目地区をほぼ1周。イベント開始直後で4時間待ちになるほどの盛り上がりを見せた。

 東日本大震災復興支援のチャリティーは3年連続の実施。会場には募金箱や宮古市の写真パネルを設置する。目黒のさんま祭り実行委員長の中崎政和さんは、「昨年は1日で約60万円の義援金が集まった。皆さんの復興に対する気持ちが感じられてうれしかった」と振り返る。

 当日は、誕生八幡神社で入場無料の落語会「目黒のさんま寄席」を開催。「目黒のさんま放送局」(FMラジオ、周波数は88~89メガヘルツ)と「ユーストリーム」で中継を行う。ほか、商店街有志によるワゴンセールや阿波(あわ)踊りパレード、野外ライブコンサートを予定。

 中崎さんは、「宮古市をはじめ、多くの人の協力があって今年も開催できる運びとなり、まずはホッとしている。みんなでおいしいサンマを楽しみましょう」と話す。また「今年は猛暑日が続いているので、当日はこまめに水分補給するなど熱中症に気を付けてほしい。具合が悪くなったら係員に助けを求めるなどして、決して無理はしないで」と注意を呼び掛ける。

 開催時間は10時~14時(予定)。

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