五反田駅東口エリアに6月30日、洋食店「tanto di tabete(タントタベテ)」(品川区東五反田1、TEL 03-6277-2601)がオープンした。店舗面積は10坪で、席数はカウンター5席、テーブル13席。
オーナーシェフの向田(むかいだ)晃章さんは15年間イタリアンなどの飲食店で経験を積み、独立に至った。「地元の五反田で出店したいと考え物件を探していた」と向田さん。妻の真理さんと夫婦で経営する。
季節に合わせた江戸野菜を取り扱う同店。「他店では珍しい食材を提供したいと考え、江戸野菜に興味を持った。品川区役所に問い合わせて、江戸野菜を扱う八百屋さんを訪ね、仕入れの体制を整えた」と向田さん。「江戸野菜は秋冬が旬になる。品川かぶなど、ラインアップを増やしていく予定」とも。
ランチは2~3日ごとの日替わりメニューを設定する。スープとサラダ、プチフォカッチャがセットの「冷製モッツァレラとバジルとトマトのパスタ」(1,000円)や、スープとサラダ、プチフォカッチャまたはライスが付く「冷製チキンのバンバンジー風」(900円)、スープとサラダ付きの「イタリアンキーマカレー&ライス」(800円)などを提供。ランチドリンク(追加200円~)やランチデザート(追加250円~)にも対応する。
ディナーは「自家製オリーブマリネ」「カプレーゼ」(以上700円)や「キャベツとベーコンのリゾット」「彩り野菜のトマトリゾット」(以上1,100円)、「伝統江戸野菜千寿ネギペペロンチーノ」(1,200円)や「ボロネーゼ」「カルボナーラ」(以上1,300円)などを用意する。リゾットと一部のパスタは、ベースの味付けをトマトやクリームなどに変更可能。
ディナーコース(3,500円)は、前菜とサラダ、パスタまたはリゾットにドリンクが1杯付く。肉か魚のメーン有りの場合は事前予約制(4,000円~)。客単価は、ランチ=1,000円、ディナー=3,000円。
アルコールは、「生ビール(アサヒスーパードライ)」(500円)、「自家製サングリア」(600円)、「ハウスワイン(赤・白)」(グラス=500円、ボトル=2,500円)、カクテル各種(500円)などを取りそろえる。
今後の展望について、向田さんは「地域に密着した店を目指したい。小さいお子さまも歓迎なので、ぜひママ会などで利用してもらえれば」とも。
営業時間は11時~14時、17時~22時。日曜・祝日定休。