中延商店街で10月11日から3日間、マチの文化祭「中延EXPO」が行われる。主催は、インストールの途中だビル オープンアトリエ事務局。
会場は中延エリア一帯。中延駅そばのシェア・アトリエ「インストールの途中だビル」に入居するクリエーターらを中心に、中延商店街の16店舗や住民らが協力してアートプログラムやワークショップ、ライブ演奏などを行う。
昨年に引き続き2回目。前回の来場者数は3日間で約1500人だったという。同事務局の今村ひろゆきさんは「昨年は、20~30代の文化的好奇心の強い人や親子連れなど、多くの人でにぎわった。今年はそれを上回るよう頑張りたい」と話す。
当日は、ダンサーとミュージシャンが街を歩きながらライブセッションする「LAND FES」や、迷子のエイリアンが中延の街をさまよう「アリアンヌ・デュテール」ほか、親子向けの料理体験教室やクリエーターによるオープンアトリエなどを予定。3日間のアートプログラムは80種類以上に上る。
「例えば今回、初めて実施するプログラム『街の音プロジェクトin中延』では、竹の楽器を作って音を鳴らすワークショップを行う。昔、竹やぶが広がっていたという中延の土地にちなんで考案した」(今村さん)。
意気込みについて、今村さんは「この3日間は街中にアートがあふれて、いつもと違う中延の雰囲気が味わえる。この違和感を楽しんでいただきたい」と話す。「3年後には、このアートイベントで見られるような景色が日常になっていたらいいと思う」とほほ笑む。
開催時間は13時~18時(一部プログラムは21時まで)。