中延商店街で10月18日・19日、「クラフトビールまつり2014in中延」が開催される。主催は中延商店街。
クラフトビールとは、小規模なビール醸造所で職人が手作りした希少なビール。同イベントでは、参加者が事前に購入したチケットと好きなビールを交換し、中延商店街の飲食店でつまみを購入しながら飲食を楽しむ。昨年に引き続き2回目の開催。
仕掛け人の新井司さんは「クラフトビール文化の発信と商店街活性化が目的。前回は、地元住民はもちろん、遠方からもビール好きが多く参加してくれて盛り上がった」と話す。
ビールは、全国約30のブルワリーから40種を用意。品川区の地ビール「品川縣ビール」や御殿場高原ビール「ヴァイツェン」、ベアードブルーイング「やばいやばいストロングスコッチエール」、いわて蔵ビール「牡蠣スタウト」、志賀高原ビール「インディアンサマーセゾン」などをそろえる。
ビールは1杯150ミリリットルで提供。「前回は120ミリリットルで提供していたが、来場者から『量が少ない』という声があって増量した。クラフトビールが高額だというイメージも払拭(ふっしょく)したい」(新井さん)。
「メーンターゲットは、大井町や旗の台、馬込など中延に近い場所に住む人。普段わざわざ中延まで足を運ばない人が街を知るきっかけになれば」と新井さん。「昨年のチケット販売数は500冊。今年は700冊を目標にしている。10枚つづりになっており、友人や家族とのシェアもOK。ビールのイベントは数多くあるが、商店街全体で開催しているのは全国的に珍しいようだ。ぜひ楽しんでほしい」とほほ笑む。
開催時間は12時30分~19時。料金は、前売りチケット=3,000円(ビール引換券10枚)、当日チケット=3,500円(同)。前売り券は公式サイトのほか、中延商店街事務所などでも販売している。