品川プリンスホテル内のエプソン 品川アクアスタジアム（港区高輪4）は2015年1月5日、全館リニューアルのため休館する。

イルカプールのリニューアルイメージ

　今回の改装は、東京オリンピック・パラリンピックの開催や品川エリアの「アジアヘッドクォーター特区」指定をきっかけに、同地区を代表するエンターテインメント施設を目指すもの。総工費は約20億円。

　リニューアルコンセプトは「音・光・映像と生きものの融合」。爬虫（はちゅう）類や淡水魚を展示する「ジャングルゾーン」、アシカやオットセイの「ふれあい広場」を新設するほか、ウオーターカーテンやムービングライトなど、イルカプールの演出設備の強化や映像技術の導入、水槽エリアの拡張を行う。

　広報担当の山田亜希子さんは「昼と夜で全く異なる雰囲気になる予定。昼はファミリー、夜はカップルに楽しんでもらいたい。どこかに立ち寄るついでではなく、当館を目的に訪れてもらえるような施設にできれば」と話す。リニューアル後、年間140万人の来場者数を見込む。

　リニューアルオープンは来夏を予定。1月4日までの開館時間は12時～22時（土曜は10時～、日曜・祝日は21時まで）。入場料金は、大人＝1,850円、小中学生＝1,050円、幼児（4歳以上）＝600円。