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五反田でフリーライター・編集者の交流会 10年後の生き残りを議論

ゲストの小川たまかさん(左)とオバタカズユキさん(中央)

ゲストの小川たまかさん(左)とオバタカズユキさん(中央)

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 五反田駅近くのコワーキングスペース「CONTENTZ(コンテンツ)」(品川区西五反田1、TEL 03-5436-1321)で12月19日、ライターや編集者を対象とした交流会&トークイベント「2025年も生き残っているか? 定年なきフリーライター、フリー編集者の未来」が開催された。

懇親会の様子

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 主催は同スペースを運営する編集プロダクション「ノオト」。同スペースは、月額会員制、フリーアドレスのワークスペースとして、昨年7月にオープンした。施設面積は約48坪、席数は48席。

 前回は今年9月、「フリーライターが月60万稼ぐ」をテーマに開催し、好評を博した。交流会シリーズの2回目となった今回は、将来に不安を感じるライターや編集者を対象に、「2025年も生き残っているためにすべきこと」を中心に、フリーライターの目指すべき道を議論した。

 ゲストスピーカーは、フリーライターのオバタカズユキさん、編集プロダクション・プレスラボ取締役の小川たまかさん。ノオト社長でCONTENTZ管理人の宮脇淳さんは、トークセッションに参加しながら司会・進行を務めた。

 当日の実来場者数は42人。ライター未経験者から20年以上編集者として活躍している人など、さまざまな立場の人が参加した。トークイベントは事前に集まった質問をもとに、ゲストがそれぞれの持論を展開。トークセッションが終わったあとは、来場者が4人1組のグループとなり、登壇者に質問する時間も設けられた。

 質問タイム終了後は、軽食やドリンクを片手に交流会を行った。参加者の一人は「前回の交流会のツイッターのまとめを見て参加した。今回のイベントによって業界の横のつながりが広がったので、今後仕事に生かしていきたい」と話す。

 主催者の宮脇淳さんは「具体的なギャラの相場や実績、仕事論の話が飛び交い、フリーライターや編集者の働き方についてホンネ満載のトークになったと思う。トークイベントが前面に立っているが、一番大きな目的はフリーランス同士のつながりを作ること。一人で参加して人も、隣の人と気軽に話せる環境づくりも意識している。当コワーキングスペースを中心に、コミュニケーションの輪が広がれば」と話す。

 次回は1月23日に開催する予定。

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