大井三ツ又中通り交差点近くに1月30日、和食居酒屋「大井町 宵月(よいつき)」(品川区大井1、TEL 080-4118-4141)がオープンした。
「月」をイメージした照明が目を引く同店。店名には、「暗闇に光る月のように、来店いただいたお客さまの暮らしが明るくなるように」との思いが込められているという。店舗面積は約8坪、席数は12席。
店主の鳥井恵美さんは、食品商社に10年間勤務したのち独立・開業を果たした。「会社員時代に、女性が気軽に一人飲みできる居酒屋が少ないと感じていた。飲食店経営に関するノウハウは全くなかったが、銀座や築地の居酒屋で働きながら、約半年で開店の準備を進めた」と話す。
アルコールは、約20種類の日本酒を常備。「二世古 純米吟醸」や「澤屋まつもと 守破離」「鶴齢 純米吟醸」(以上100ミリ=500円)などを提供する。そのほか、生ビール(600円)やサワー各種(500円)なども。
「日本酒は体を温める効果があり、女性に特にお薦めしたい。近年のブームの影響もあり、新しい製法や銘柄が登場し続けている。さまざまな種類から、自分好みの味を見つけるお手伝いができれば」(鳥井さん)
料理は、「銀ダラ煮付け」(800円)や「牛すじ煮込み」(700円)、「肉じゃが」(580円)、「ポテトサラダ」(500円)などを用意する。前日までの予約制で「女将(おかみ)のおまかせコース」(3,500円)も。当日の仕入れによって6~7品の料理を提供する(価格は全て税別)。
「女性一人で来店いただいても、ホッとできるような空間を提供していければ」と鳥井さん。「お隣同士で会話やつながりが生まれ、いつの間にかお店全体で飲んでいる雰囲気になることがよくある。ご縁を大切に、お客さまが笑顔になるおもてなしをしていきたい」とも。
営業時間は18時~23時30分。月曜定休(日曜はコース予約のみ対応)。