中延の商店街「なかのぶスキップロード」に12月12日、鮮魚店「sakana bacca(サカナバッカ) 中延」(品川区中延3、TEL 03-6426-1435)がオープンした。
経営は、ITを活用した水産流通プラットフォームの運営などを行うフーディソン(中央区)。「世界の食をもっと楽しく」をミッションに掲げ、魚介類の卸売りや小売り事業を通じて水産業界の活性化に取り組む。
同ブランド6店舗目で、品川区内では武蔵小山と戸越公園に続く3店舗目。鮮魚店「サンワ水産」跡を居抜きで利用した。店舗面積は約25坪。
同社マーケティングプロデューサーの小倉康孝さんは「鮮魚店を居抜きで利用したため、工事や設備など開店準備にかかるコストと時間を最小限に抑えられた」と話す。
同店では水揚げ日や産地、鮮魚の締め方を接客や商品POPなどで説明し、同ブランドの中でも特に上質な魚を取り扱う。商品は「宮城県産 アイナメ刺身柵」(1,000円)や「鹿児島県産 活〆ぶり切身」(100グラム298円)、「岩手県産 真いわし」(1尾180円)、「鳥取県産 イナダ」(同980円)など(価格は全て税別)。その日の仕入れ内容によって異なる。
「『何となく魚を食べたい気分』というときに気軽に店に来てほしい。その日においしい魚や詳しい調理方法をスタッフが丁寧にお伝えする。魚の下処理やお造りも無料で受けている」と小倉さん。「これまでオープンしてきた店舗に比べ、オープン前から当ブランドを知っているお客さまが多く、知名度が上がってきたと実感した。今後も新店舗を出店しながら、良い商品を適正価格で届けていきたい」と意気込む。
営業時間は10時~20時。