グランドプリンスホテル高輪(港区高輪3)の日本庭園で河津桜(かわづざくら)が開花した。
同庭園には20種類の桜が約230本植えられている。河津桜は濃いピンク色と大きめの花弁が特徴で、庭園の中で一番早く咲く桜だという。庭園の敷地面積は約2万平方メートル。
同ホテル広報の近藤飛鳥さんは「23日に開花し、例年に比べると2週間早かった。年末年始に天気が良く、暖かい日が続いたので開花が早かったのでは」と話す。
「これから4月上旬まで、順次桜が咲き始める予定。そのときどきで満開の桜の種類が変わるので、訪れる度に楽しんでもらえるのでは」と近藤さん。「近年は桜を目当てに訪れる海外客も多い。同ホテルでは茶道や鐘つきの体験もできるので、花見をしながら日本の文化に触れてもらえたら」とほほ笑む。
3月下旬には、桜にちなんだレストランメニューや宿泊プランを提供する「高輪 桜まつり」を開催を予定。河津桜は2月下旬まで見頃となる。