東急目黒線・西小山駅前で2月10日、バレンタインデーとホワイトデーに向けたイベント「西恋山 イルミネーション」が始まる。主催は西小山商店街協同組合と西小山商店街東栄会、西小山弁天通り睦会。後援は品川区。
今回が初開催となる同イベント。品川区文化観光課の担当者は「品川区は現在イルミネーション事業に力を入れている。大井町駅前と目黒川の『みんなのイルミネーション』の終了後に、区内でイルミネーションができる場所を探しており、西小山に目を付けた」と話す。大井町駅と目黒川で使われた白と赤色の電球を再利用し、西小山駅前広場の木々に約3万球のイルミネーションを点灯させる。
コンセプトは「恋の街 西小山」。かつて花街として栄えていたことと、ローマ字で書いた西小山(NISHIKOYAMA)のOの後に愛(I)を入れると「西恋山」になることから、イベント名を決めたという。
2月11日と3月18日には、同広場でスペシャルイベントを行う。ヒーローショーやダンスなどを行うスペシャルステージとベーゴマや皿回し、コマ、けん玉などで遊べる子どもの遊び場を設置。先着500人には甘酒やホットチョコなどを振る舞う。
2月13日~15日と3月13日~15日には、インスタグラムのキャンペーンを実施。イルミネーションの中に隠れたハート型の電球を撮影し、ハッシュタグ「#西恋山」をつけてインスタグラムに写真投稿した人に先着で、西小山駅近辺のキャンペーン実施店でチョコレートを進呈する。キャンペーンの実施店は、ハートのバルーンが目印になる。
西小山弁天通り睦会の大阿久尚利さんは「昭和の香りが残る西小山に、イルミネーションを取り入れることで、面白いコラボレーションになれば。小さい子どもから大人まで、誰もが楽しめるイベントとして、西小山の魅力を伝えたい」と意気込む。
スペシャルイベントの開催時間は12時~17時。イルミネーション点灯時間は17時~22時、3月20日まで。