JR品川駅高輪口に2月8日、「のものレストラン“みやこ”品川店」がリニューアルオープンした。運営はジェイアール東日本フードビジネス(北区)。
同店は、ちゃんぽん・皿うどんなどを扱うレストラン「みやこ」として昨年6月まで営業していたが、耐震補強工事の影響で休業。今回のリニューアルオープンを機に、「のもの」ブランドとコラボレーションした。店舗面積は約55坪、席数は70席。
のものは、東日本エリアの食を中心に地域の魅力を紹介する地産品ショップブランド。地域活性化を目的に「地域再発見プロジェクト」を進める。同社営業戦略本部の森大祐さんは「のものブランドの拡大を目的に、新駅建設などで注目される品川に新業態の出店を決めた」と話す。
「みやこちゃんぽん」や「特製皿うどん」(以上ランチ=980円、ディナー=1,100円)などの定番メニューは残しつつ、食材やラインアップを変更。東日本エリアの特定地域の食材を使ったオリジナルフェアメニューも提供する。2~4月は千葉県をフェア対象とし、「菜の花の味噌(みそ)ちゃんぽん」や「アジのひつまぶし風丼」(1,180円)、「イワシの黒ごま漬け」(650円)などを用意。そのほか「白金豚のしょうが焼き」(1,180円)や「とろ~りオムライス&ビーフシチュー(那須御養卵使用)」(1,230円)なども。
ドリンクは「生ビール」(580円)や「ハイボール」(480円)、「常陸野ネストビール ホワイトエール」(800円)、「奥の松 純米吟醸」(700円)、「ゴールド農園のりんごサワー」(500円)、「奥久慈紅茶」「岩手葛巻牛乳ホット」(以上420円)などを用意する。
ランチは「国産豚のしょうが焼き定食」や「青森産長芋使用 とろろねぎとろ丼」「とんかつ定食」(以上980円)などを提供。アイドルタイムには「信州紅玉りんごジャムのパンケーキセット」(720円)や「新潟コシヒカリジェラート」(480円)などのデザートメニューも。
「各地域の特Aランクのお米を使うなど、食材にはかなりこだわっている。アルコールからおつまみ、デザートまで提供し、幅広い層のお客さまに対応していきたい」と森さん。「インバウンド対策として英語と中国語のメニュー表を用意した。品川駅は外国人のお客さまも多く訪れるので、日本の食の魅力を発信していければ」とほほ笑む。
営業時間は平日=7時30分~23時、土曜・日曜・祝日=9時~22時。