大井競馬場(品川区勝島2)で5月21日、ファンランイベント「BIOHAZARD ZOMBIE RUSH(バイオハザード ゾンビラッシュ)」が開催された。主催はBIOHAZARD ZOMBI RUSH実行委員会。総合企画はホロスエンターテインメント(品川区東五反田)。
カプコン(大阪市)が販売するテレビゲーム「バイオハザード」の公式イベント。コースは大井競馬場内の全長約2キロメートル。同所でゾンビランが行われるのは2回目になる。
参加者はサバイバーとゾンビに分かれてエントリー。サバイバーは、ライフジャケット型エプロンを身につけ、与えられたミッションをクリアしながらゴールを目指す。ゾンビは、各ポイントで待機しジャケット型エプロンを破るのがミッションとなる。会場にはセルフメークするコーナーや有料のメークエリアを用意。
当日はゾンビエントリーに約700人、サバイバーエントリーに約500人が集まった。コースには同ゲームのオフィシャルイベント公認コスプレイヤーや自作のコスプレイヤーが登場しイベントを盛り上げた。
最後までライフジャケットを破られずにゴールしたサバイバーは全体の4分の1。「ゾンビなんて余裕。楽勝楽勝」と言う男性もいれば「最後に油断していたら破られてしまって悔しい」というランナーも。ゾンビ役の女性は「たくさんジャケットを奪えてうれしい」とほほ笑んだ。
女性アイドルグループ仮面女子もランイベントに参加。ランインベント後にはライブパフォーマンスも。お笑い芸人品川庄司の品川祐さんによるトークイベントも行われた。
気象庁によると、同日東京都では最高気温30.9度を記録し、都内今年初めての真夏日となった。同社社長の鮫島伸一さんは「想像以上に暑い日になったが、参加者の満足そうな表情を見ることができてよかった」と話す。「今日はゾンビの動きが早かったため、サバイバーはクリアするのが大変だったかもしれない」とも。