生活雑貨店「KEYUCA(ケユカ) 五反田東急スクエア店」が3月12日、五反田東急スクエア(品川区東五反田2、TEL 03-6450-3691)5階にオープンした。経営は、インテリアや住宅、日用品などライフスタイル事業を幅広く手掛ける河淳(中央区)。
同ブランドは「ちょうど良い。をつくる」をテーマに掲げ、関東を中心に約60店の直営店を展開。カーテン、家具、キッチン雑貨、食器、バス用品などを販売する。
五反田東急スクエア店のオープン経緯について、同社広報の桜井京子さんは「品川区はこれまで未出店のエリア。青葉台とみなとみらいの東急スクエアには出店実績があり、同施設と当社の顧客層との親和性が高いため、五反田にも出店を決めた」と話す。店舗面積坪数は約29坪。支払い方法は現金支払いのほか、クレジットカード、QRコード、バーコード決済に対応する。
客層は30~50代の女性客が中心で、家族連れも多いという。人気商品は「Kant ダストボックス」シリーズ(2,959円~)や「滑らないハンガー」シリーズ(3本=319円~)など。店長の神尾史乃さんは「家族連れのお客さまが多いので、容量の大きなごみ箱の需要があるのでは」と話す。
食器類は約250点をそろえる。焼き物の種類は美濃焼、波佐見焼、信楽焼、萬古焼、京焼、益子焼、萩焼、有田焼、瀬戸焼。京焼「ことかシリーズ」の湯飲み(1,540円)はプレゼント用の購入が多く、萩焼「夕映シリーズ」の茶わん(1,650円)は夫婦に、益子焼「伊羅保(いらぼ)シリーズ」のプレート皿(1,529円~)は年配者に好評だという。
桜井さんは「売り場規模は当社の中では小型だが、1年を通して楽しめる売り場を提供できれば。お客さまの日常生活に自然と溶け込めるような存在でありたい」と意気込む。
現在の営業時間は10時~20時(通常営業時は21時まで)。新型コロナウイルス感染症の対策として、店内入り口に消毒液、レジカウンターには飛まつ防止のパーティションを設置。レジでの密集を避けるため一定距離を確保し、店員はマスクを着用して休憩は1人ずつ行う。