「居酒屋トン太」(品川区荏原3、TEL 090-9336-3416)が6月28日、武蔵小山商店街パルム近くにオープンした。
場所は同商店街奥の生花店手前で左折してすぐ。焼き鳥店「うち田」跡を居抜きで利用する。店舗面積は約9坪。席数は、テーブル=12席、カウンター=6席。店名は、店主の吉田林太さんのあだ名が「トンちゃん」であることに由来し、覚えてもらいやすいと思ったことなどから付けたという。
営業時間は朝5時まで。吉田さんは「長年飲食店で働いてきて、仕事が終わった後、0時以降に食事できる店が少なかったことから、深夜食堂を作りたいと考えていた」と話す。
吉田さんは介護業界から飲食業界へ転身して10年ほど飲食店で働き、武蔵小山の居酒屋「ニューリンリンハウス」(荏原4)では店長を務めた。独立するなら地元の武蔵小山でと考えていたところ、以前からつながりのあった焼き鳥店「うち田」の店主から、「店を移転することになった。この物件はどうか」と声をかけられたという。
フードメニューは、「鶏皮串」(50円)、「明石風トン太のだし巻き」(650円)、「トン太の唐揚げ」(4個=350円、8個=600円)、「トン太サラダ」(900円)、ローストビーフ(750円)などを提供する。「グランドメニュー以外では本日のお薦めや季節メニューを取り入れ、お客さんにいつ来ても喜んでもらえるメニューを準備していきたい」と吉田さん。
ドリンクメニューは、生ビール(600円)、瓶ビール(中瓶)、「レッドアイ」(以上700円)、「生レモンサワー」、「生グレープフルーツサワー」(以上650円)、「角ハイボール」(500円)、「コーラハイボール」(600円)、ウイスキーや日本酒、焼酎、ワイン、シャンパンなどをそろえる。月替わりの「今月の酒」2種類も用意し、7月は「恵信」(1,100円)と「梅酒(景虎)」(600円)を用意する。
「夜遅くまでやっていてありがたいという声をよくもらう。リーズナブルな価格帯で提供しているので、地域の人や仕事帰りの人にも気軽に寄ってもらえたら」と吉田さん。「来てくれる人が居心地よく感じられる店を目指し、今後はご飯やお酒をテーマにしたイベントなどもやっていきたい」とも。
営業時間は平日・土曜=18時~翌5時(日曜は24時まで)。木曜定休。