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西五反田に韓国料理店「王豚足家」 息子が業務を再整理、2号店店長に

「王豚足家 西五反田店」店長の巴山星河さん

「王豚足家 西五反田店」店長の巴山星河さん

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 韓国料理店「王豚足家(オウトンソクヤ) 西五反田店」(品川区西五反田8、TEL 080-1333-8741)が11月26日、西五反田1丁目交差点そばにオープンした。経営は王星JAPAN(ワンソンジャパン、品川区西五反田1)。

「王豚足家 西五反田店」1階(写真提供=王豚足家 西五反田店)

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 JR五反田駅前にある創業29年の「王豚足家 本店」(西五反田1)の2号店。店名は、豚の前足を数種類の漢方薬と水あめで煮込んだ韓国の伝統料理「王豚足」に由来する。

 うどん店跡を改装して使う。韓国の雰囲気を出すために設置したネオンサインが映えるよう、1階の壁紙を黒くした。2号店のオープンを機にマスコットキャラクター「とんくー」を作り、看板やメニュー表にデザインする。店舗面積は18坪。席数は1階=16席、2階=24席。

 店長の巴山星河(ともやまそんは)さんは、父である社長から「コロナ禍が収束し、これから店をもり立てるために何かできないか」と相談され、働いていたテレビ局を退職して同社に入社。「経営や料理などについて一から学ぶ中で、店の体制が古いことに気付いて、レシピの整備や在庫管理の効率化などを進めてきた」と巴山さん。「2号店を出せば本店に入り切れない客を案内でき、システム化の効果がさらに見込めると考え、五反田エリアに出店した」と話す。

 フードメニューは、「王豚足」(小=1,320円、中=3,080円、大=6,160円)ほか、「季節野菜とサムギョプサル」(1,650円)、豚肩ロースの「モクサル」(1,760円)、セリ豚の「ミナリサムギョプサル」(1,980円)などの韓国焼き肉(2人前から)、「チュッコプセ」(4,280円)、「カムジャタン」(小=2,750円、中=3,300円、大=4,400円)、「プデチゲ」(小=2,750円、中=3,300円、大=4,400円)などの鍋料理、チヂミやキムチ、スープなどを提供する。「新鮮季節野菜とサムギョプサル&モクサルのお得コース」(5,500円)や「ミナリサムギョプサルと名物王豚足のボリュームたっぷりコース」(6,000円)など、西五反田店限定のコースメニュー(2人前から)も用意する。

 ドリンクメニューは、「JINROボトル」(2,750円)、「韓国焼酎チョウムチョロン」、「チャミスル」のマスカット、スモモ、ストロベリー(以上1,320円)や「マッコルリ」(おわん=660円、やかん=2,420円)、「韓国産生ビール」(748円)、「韓国産豆乳ハイ」(715円)など韓国の酒類のほか、「キリン一番搾り生ビール」(682円)、「王豚足家ハイボール」(605円)、「キリン陸ハイボール」(660円)、「レジェンドハイボール」(550円)、レモンサワー(660円)などをそろえる。

 「本場の味を売りにしているので、一度食べてみてほしい。日本人にも韓国人にもおいしいと思ってもらい、一緒に楽しめる場所、アットホームな場所を作っていけたら。日本と韓国の調和を目指していきたい」と巴山さん。「さらに店を増やし、いずれ全国展開も目指せたら」と意気込む。

 営業時間は17時~23時。日曜定休。

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