
「とんかつ檍(あおき)のカレー屋 いっぺこっぺ 三田・田町店」(港区芝5、TEL 03-6665-8222)が2月26日、都営浅草線三田駅近くにオープンした。経営は東京ダイニング(大田区)。
同店は、蒲田に本店を構える豚カツ店「とんかつ檍」(大田区)が手がけるカレー業態「いっぺこっぺ」のフランチャイズ加盟店。飲食店跡を改装して利用する。店舗面積は約12.5坪。席数はカウンター15席。
店長の長原竜也さんは、開店の経緯について「会社として、以前から豚カツ屋を開きたいと思っていたが、原価が高いことと技術の習得を懸念していて、独自ブランドの立ち上げに二の足を踏んでいた。そんな時に『いっぺこっぺ』のフランチャイズ募集を知り、出店を決めた」と話す。「三田エリアには豚カツ店が少なかったので、このエリアでオープンすれば近隣のオフィスワーカーや慶応大学の学生に喜んでもらえるのでは、と考えた」とも。
カツはオリジナルの打ち粉とパン粉を付け、オーダーが入ってから揚げる。味付けはソース以外に、ヒマラヤ岩塩「ナマック」など3種類の塩を用意。カレーのルーには、独自のスパイスや香味野菜、ほぐした豚肉を入れる。「カレールーは、カツの風味を消さないように仕上げている」と長原さん。
メニューは「ロースかつカレー」(1,300円)や「ひれかつカレー」(2,000円)などカレーのほか、「上ロースかつ定食」(1,800円)や「リブロースかつ定食」(3,200円)など定食を提供する。
ドリンクはビール中瓶(600円)、コーラ、黒ウーロン茶(以上400円)をそろえる。
ランチは「とんかつランチ」「ささみかつランチ」(以上1,200円)を用意する。どちらも、カレーか定食か選べる。
「お客さんからは、『以前は芝大門まで食べに行っていたが、近くにできて良かった』といった声を頂いている」と長原さん。「この近くで働いている方や学生さんだけでなく、近所に住んでいる方にも利用してもらえれば。お客さまに喜んでもらえるよう、これからも手の込んだ豚カツを提供していきたい」と意気込む。
営業時間は11時~15時、17時~22時。土曜・日曜・祝日定休。