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白金高輪に「アルティザン リアン」 群馬県高崎市の洋菓子店がカフェ出店

(左から)パティシエの青島萌恵さんとスタッフ

(左から)パティシエの青島萌恵さんとスタッフ

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 カフェ「Artisan Lien(アルティザン リアン)」(港区白金1、TEL 080-5985-9689)が白金高輪駅近くにオープンして1カ月がたった。経営はリアン(群馬県高崎市)。

「Artisan Lien」外観

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 スイーツ店「CASA DE GAZTA(カーサ デ ガスタ)」跡をクラシカルな雰囲気に改装して利用する。店舗面積は約15坪。席数は、店内=12席、テラス=4席。

 同店は、群馬県高崎市の洋菓子店「Patisserie Lien(パティスリー リアン)」のカフェ業態。「アルティザン」はフランス語で職人を意味し、コンセプトに「職人の手仕事と心温まるひとときを提供する」を掲げる。

 オープンの経緯について、同社取締役の東島香織さんは「より多くのお客さまに知ってもらいたいと、以前から東京進出を考えていた。23区内で出店場所を探し、白金高輪エリアに良い物件を見つけた」と話す。「まずはカフェで当店のスイーツを知ってもらい、その後、ギフトや手土産の選択肢になればと考えた」とも。

 スイーツメニューは、フランスで人気のスパイス・トンカ豆を使うショコラテリーヌ(テイクアウトのホール=3,980円、イートインの1ピース=880円)や、小麦粉を使わず生チョコのような食感に仕上げたガトーショコラ(330円)を提供する。そのほか、「ラズベリータルトレット」(500円)、「ダブルショコラタルトレット」(540円)、小麦の原種を使った「スペルト小麦のスコーン」(350円)、キャラメルとクルミを使ったスイスの伝統菓子「エンガディナー」(330円)、アイスクリーム(シングル=500円、ダブル=800円)なども。いずれも、イートインとテイクアウトの両方に対応する。

 イートインメニューは、注文を受けてから焼き上げる「スペルト小麦のスフレ」(1,200円)を用意する。ふわふわとした食感が保たれる60秒のうちに食べ始めるのがお勧めだという。そのほか、ショコラテリーヌの生地を使って中をとろとろに仕上げた「フォンダンカカオ」(1,080円)や、クラシックプリン、クラシックティラミス(以上880円)なども提供する。

 ドリンクメニューは、コーヒー(700円)やカフェラテ(800円)、紅茶(エデン、アールグレイ、ジャスミン、以上600円)、「クラフトレモンソーダ」(650円)などをそろえる。テイクアウト可。

 「厳選した素材を使い、技術のある職人にしか作れない味に仕上げている。何度も来てもらえるような店にしてファンを作り、地域に根付いた店に育てていけたら」と東島さん。「ゆくゆくは全国区になって、百貨店にも出店したい」と意気込む。

 営業時間は10時~18時。水曜定休。

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