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大井町に「スパイシーカレー&バー アンジョウ」 卸しから実店舗に

「スパイシーカレー&Bar Anjo」店主の安城さん

「スパイシーカレー&Bar Anjo」店主の安城さん

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 「スパイシーカレー&Bar Anjo(アンジョウ)」(品川区大井3、TEL 090-1208-2025)が大井町・池上通り沿いにオープンして1カ月がたった。

「スパイシーカレー&Bar Anjo」店内

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 スナック跡を居抜きで利用する。外観を改装し、店内の様子が見えるガラス張りのエントランスにした。店舗面積は約6坪。席数は7席。店名は店主の安城さんの名前に由来する。

 開店の経緯について、安城さんは「個人的にレシピ開発をしていて、酒によく合う『〆(締め)のカレー』を製造していた。知り合いの飲食店に卸したところ好評だったので、これなら自前で店を開けると考えた。人通りが多い大井町駅周辺に着目し、1人で運営できる広さのこの物件に決めた」と話す。「きちんと食事できるバーを目指し、カレー以外のフードメニューも充実させた。酒の価格帯は幅広くし、気軽に飲みたい時にもボトルキープしたい時にも対応できるようにした」とも。

 看板メニューは「〆のカレー」(660円)。調味料として、メキシコの植物「リュウゼツラン」を原料とした有機ブルーアガベシロップを使う。「ブドウ糖がほとんど含まれていない天然甘味料で、血糖値の急な上昇を防げると言われている。その上、カレーに入れるとスパイスとの相乗効果で甘みが出て、独特の後味を引き出せる」と安城さん。

 このほか、「おつまみ餃子(ギョーザ)」「タコの唐揚げ」「イカゲソ竜田揚げ」「山芋(ヤマイモ)の短冊揚げ」(以上660円)などの居酒屋メニューや、生ハム(1,100円)、「生ハムとクリームチーズのカナッペ」(660円)などワインに合うというメニューを提供する。

 ドリンクは約50種類で、瓶ビール、クラフトビール(770円~)、グラスワイン赤・白(以上600円)、ワインボトル(1,650円~)、日本酒(900円~)などをそろえる。ウイスキーボトル(5,000~3万円)はボトルキープ可能。北海道から仕入れるサワーは、「北海道メロンサワー」「ガラナサワー」(以上550円)、「北海道産完熟トマト酎ハイ」「北のサングリアサワー」(以上600円)などを用意する。

 土曜・日曜・祝日はランチタイムも営業する。ランチメニューは、「スパイシーチキンカレー」(単品=1,100円、サラダ・ドリンクセット=1,320円)や、材料を仕入れられた時のみ提供する「黒毛和牛のスパイシービーフカレー」(1,800円)など。

 想定客単価は2,000~6,000円。ディナー・ランチ共に容器代100円増しでテイクアウトに対応する。

 「来店客は近隣住民が多く、年齢層も幅広い。ランチ営業で地域での認知度を上げて、夜の集客につなげたい。女性が1人で入りやすいような雰囲気づくりを心がけている」と安城さん。「ランチタイムのお客さまからチキンカレー以外のメニューも欲しいという要望があり、早速ビーフカレーを開発した。近くに保育園が多いことから、お子さまカレーの開発も構想している」と話す。

 平日の営業時間は19時~23時30分。土曜・日曜・祝日の営業時間は、11時~14時30分(ランチタイム)、19時~23時30分。

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