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戸越銀座にイタリアン「ヴィアリオ」 妻に背中を押され独立開業

「Via Rio」店主の中浜亮さん

「Via Rio」店主の中浜亮さん

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 イタリアン「Via Rio(ヴィア リオ)」(品川区平塚3、TEL 03-6426-6170)が5月25日、戸越銀座商店街内にオープンした。運営はFacciamo(ファッチャーモ、調布市)。

「Via Rio」外観

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 美容室や飲食店が入っていた物件を改装して利用する。店舗面積は12坪。席数は、テーブル=6席、カウンター=3席、ソファ=4席。

 店主の中浜亮さんは、青年期に飲食店で食べたパスタの味に感銘を受け、イタリアンの料理人を志した。高校卒業後に銀座のイタリア料理店に就職し、その後はイタリアのベネト州やプーリア州、日本国内の店で経験を積んだという。

 店名のViaはイタリア語で「通り」を意味し、Rioはイタリアで中浜さんが呼ばれていた愛称。Viaの「通り」と「いつも通り」をかけ、戸越銀座のこの店にはいつも通り「Rio(Ryo)」がいる、という意味を込める。

 出店の経緯について、中浜さんは「以前働いていたイタリア料理店が閉店してしまい、やりたいことを改めて考えていた。子育て中だが、妻が背中を押してくれたので自分の店を持とうと決意した。戸越銀座エリアには以前から縁があり、商店街の中心部から少し離れた落ち着いた立地で、店の雰囲気とマッチすると考えた」と話す。

 前菜は、生ハムやカプレーゼ、カルパッチョ、オリーブを盛り合わせた「人気No.1シェフのおまかせ前菜6種」(1人前=2,400円、2、3人前=3,600円)ほか、「季節のグリル野菜」(1,600円)、「白トリュフ香るフライドポテト」(880円)、イタリアでの修業時代に教わったという「イタリアのマンマ直伝タコの柔らか煮込みレッチェ風」(1,900円)などを提供する。

 パスタは「名物ブッラータチーズ乗せアマトリチャーナ」(3,000円)や「江戸前ハマグリのカラスミソース」(3,300円)、「生ウニペペロンチーノ」(5,500円)など。メイン料理は「天然真鯛(まだい)のアクアパッツァ」(3,300円)や「熊本産あか牛もも肉のロースト 200グラム」(4,500円)を用意する。

 ドリンクは、ボトルワイン(6,000円~)を赤・白共に約15種類ずつ用意し、中浜さんが料理に合わせてワインを提案する。「Rioおすすめ 白、赤3種」(1,000円~)や、ローマのビール「PERONI」(小=600円、中=900円)、イタリア産のリキュール「アペロールスプリッツ」(800円)など。そのほか、コカ・コーラ、アイスティー(以上500円)、「プレミアムジンジャエール」(600円)などもそろえる。

 「フードメニューは仕入れの状況や季節によって変更するため、その時々のおいしい料理を味わってもらいたい」と中浜さん。今後については、「テイクアウトにも対応する予定で、食べ歩きできる軽食の提供を考えている。ビールやアペロールを片手に、戸越銀座商店街を散策してもらえれば」と話す。

 営業時間は11時30分~15時、17時~23時30分。水曜定休。

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