
映画の野外上映イベント「品川オープンシアター vol.13」が9月7日・8日、品川駅港南口エリアの品川シーズンテラス(港区港南1)で開催される。運営は品川シーズンテラスエリアマネジメント事務局。
緑地広場での映画上映(写真提供=品川シーズンテラスエリアマネジメント事務局)
芝生の広場に設置した巨大なスクリーンで映画を上映し、作品の世界観を意識した装飾で会場を彩る同イベント。今回は、アニメ制作会社「スタジオ地図」(杉並区)とコラボレーションする。
上映作品は、スタジオ地図が制作を手がけた細田守監督のアニメ映画2作品。7日は2015(平成27)年公開の「バケモノの子」、8日は2021年公開の「竜とそばかすの姫」を上映する。同イベント事務局の磯貝将徳さんは「子ども、大人問わず、家族や友人と一緒に楽しめる映画。細田監督の最新作が11月に公開を控えており、時期的に話題性もあると思う。品川シーズンテラスは開業が2015年5月、『バケモノの子』の公開は同年7月で、お互いに10周年という縁もある」と話す。
特別企画として両日、ワークショップ「『自分だけのアニメシーンを彩ろう』~あの名シーンが、きみの色で生まれ変わる~」を開く。スタジオ地図全面協力の下、今回上映する作品の実際の場面に基づいた線画素材を使った塗り絵を用意し、夜の上映前に完成作品をスクリーンで発表する。主に児童や学童が対象で、保護者同伴が必要。参加無料。事前申込制。Peatixで受け付ける。
会場では、キャラクターの3Dモデル展示やグッズ販売、キッチンカー9台の出店なども予定する。
「映画の上映だけでなく、エリアマネジメント活動として地域を盛り上げていくことが目的」と磯貝さん。「都心のビルに囲まれた緑地広場で映画を鑑賞する体験を提供し、エリアの魅力を知ってもらえたら。品川の潮風を感じつつ、映画鑑賞を楽しんでもらいたい」と来場を呼びかける。
開催時間は11時~21時30分(ワークショップ=13時~14時、映画上映=18時30分~21時、キッチンカー出店=11時~21時)。映画は鑑賞無料。