「パルムサンバパレード」が9月23日、武蔵小山商店街パルム（品川区小山3）で開催される。主催は武蔵小山商店街振興組合。

過去開催の様子。学生サンバチーム「ウニアン・ドス・アマドーリス」が出演する（写真提供＝武蔵小山商店街振興組合）

　今年で20回目となる同イベント。2000（平成12）年、当時の東急目蒲線が新たに東急目黒線として開通したことを記念し、同組合が行ったセレモニーの一環として始まった。以降、商店街の秋のイベントとして定着し、コロナ禍などによる中断を経て今年6年ぶりに復活した。

　当日は2回のパレードを予定する。1回目は14時から約40分間で、パルム会館を出発して、PALM-3、PALM-4、アーケード出入り口を往復する。2回目は16時から約40分間で、同会館からPALM-1、PALM-G、26号通り手前を往復する。

　同組合事務長の尾村優太さんは「当日は混雑が予想されるため、譲り合って観覧し、安全にサンバを楽しめるようご協力をお願いしたい」と呼びかける。

　出演は、関東の大学生を中心に構成するサンバチーム「ウニアン・ドス・アマドーリス」。同組合ではこれまで、開催したほぼ全ての回で同チームに出演を依頼しているという。

　同組合常務理事の小嶺忠さんは「新しくできた近隣タワーマンションの住人や、新型コロナ感染症以降に武蔵小山にお住まいの人は、初めてのサンバパレードになると思う。皆さまとともに、パレードと武蔵小山の地域を盛り上げ、暑い夏の締めくくりにしたい」と話す。

　開催時間は14時～16時40分。