
映画祭「TAKANAWA FILM FESTIVAL(高輪フィルムフェスティバル) 2025」が10月3日・4日、複合施設「TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)」(港区高輪2)で開催される。主催は、高輪ゲートウェイエリアマネジメント(同)と東日本旅客鉄道(渋谷区)。
ショートフィルム「日の出を知らない街」(写真提供=高輪ゲートウェイエリアマネジメント)
今年3月27日に先行開業した同施設初の映画祭。2つのチャプターからなるショートフィルムを屋外で上映する。会場は、高輪ゲートウェイ改札前、同施設2階の「Gateway Park」と「Gateway Studio」。
同エリアマネジメント事務局の三瓶華奈さんは「当イベントを通じて、品川エリアを含む高輪ゲートウェイ駅周辺を盛り上げ、夕方から夜にかけても地域経済の活性化を目指したい」と話す。
チャプター1「スクリーンの向こう側の世界」では、カナダやフランス、コンゴをはじめとする、多様な国で制作されたショートフィルムを流す。作品は「眉毛」「ゲットアップ・キンシャサ!」など。上映は10月3日・4日で全3回。チャプター2は、ショートフィルム「コーダ」や「ハナの音楽」などを上映する。10月4日に全2回を予定する。
「今まで私たちがあまり触れてこなかった場所や文化、人々の生活に出合える作品を選んだ」と三瓶さん。チャプター2は「みんなでシネマ」をキーワードに、子どもから大人まで楽しめる作品を選んだという。
10月3日は、スペシャルトークイベントとして、映画監督の河瀨直美さんと、チャプター1で上映するショートフィルム「日の出を知らない街」で主演を務める俳優の細田佳央太さんが登壇。河瀬さんのショートフィルム作品も上映する。開催時間は、17時45分~19時30分。
10月4日は、主に小学生までを対象とした動画編集のワークショップを開く。「iPadで初めての動画づくり体験」では、子どもたちがiPadを使って動画編集の体験を行う。開催時間は、11時~12時30分、13時30分~15時、16時~17時30分。事前予約制。定員は各回約10人。「きみが主役のミニ映画撮影体験」では、子どもたちが俳優になりきり、映画のワンシーンを演じる。開催時間は、11時~17時30分。いずれも参加無料。
10月4日18時30分からは、品川シーズンテラスや高輪ゲートウェイシティなど4つの会場が合同で行う映画イベント「緑と水辺のシネまちラリー~映画でつながる品川~」の一環として、「Gateway Park」で映画「サマーウォーズ」を上映する。
両日、同会場にはキッチンカーが出店する。HUBトラックのビール「HUBエール」(950円)、「DONUTS TRUCKHideout」のドーナツ(各種400円~)、「LEO’s BURGER TRUCK」のダブルベーコンチーズハンバーガー(1,700円)、MOGMOGの「ベビーカステラ プレーン」(15個入り=500円)など。
三瓶さんは「当イベントは、『スタート、はじまり、1st GATE』をテーマに掲げている。この新しいまちで、映画を通じてお客さまにさまざまな『新しい出会い』や『はじめての体験』を提供したい。芝生の上での屋外上映を楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は、10月3日=17時30分~21時、10月4日=11時~21時。入場無料。