食べる

旗の台に和風ビストロ「アエテ」 元同僚3人で開業、和洋折衷の魚料理中心に

(左から)「aete」店主の関川啓太さん、シェフの折笠弘陛さん、マネジャーの土佐寛さん

(左から)「aete」店主の関川啓太さん、シェフの折笠弘陛さん、マネジャーの土佐寛さん

  • 4

  •  

 和風ビストロ「aete(アエテ)」(品川区旗の台6)が旗の台エリアにオープンして1カ月がたった。

「aete」店内

[広告]

 イタリアン「Routine Dining(ルーティンダイニング)」跡を一部改装して利用する。店舗面積は33坪。席数はカウンター=6席、テーブル=36席。

 かつて同じレストランで働いていた関川啓太さん、折笠弘陛さん、土佐寛さんの3人が共同で店を切り盛りする。マネジャーの土佐さんは、開店の経緯について「その後、それぞれ別の店や別業種で働いたが、関川さんから『自分たちで飲食店を経営してみないか』と誘われ、1年ほど準備した」と話す。シェフの折笠さんが和食店や鮮魚店での経験を積んだこともあり、鮮魚を使った和洋折衷料理をメインに提供する。

 店名には「洋風の雰囲気の中で、『あえて』和食を食べる」、食材を和える「和えて」、「お客さんに『会えて』うれしい」などの意味を込める。

 鮮魚メニューは、「aeteの刺し盛り」(1,480円)、「aeteのカルパッチョ」、季節に応じた魚のソテーやアクアパッツァ、煮付け(以上、時価)、「アジフライ おろし山葵醤油(わさびしょうゆ)」(580円)、注文を受けてからいぶす「鰹の藁(わら)たたき」(1,980円)などを用意する。肉料理は、「ホロホロ三元豚の角煮」(1,180円)、低温調理したレバーにねぎだれをかけた「匠(たくみ)の大山鶏のネギレバ」(680円)など。

 ドリンクは、魚料理に合うようすっきりとした味わいのアルコールを中心にそろえる。ワイン(赤、白、オレンジ、スパークリング、各720円~)、「サッポロ赤星 中瓶」(880円)、生レモンサワー(580円)、「花椒(かしょう)香るハイボール」「青山椒香るジントニック」(以上650円)など。ソフトドリンク(550円~)も用意する。

 ランチメニューは「銀鮭(ぎんざけ)イクラおろし定食」「ばらちらし丼」(以上1,800円)、「Chef自慢のアジフライ定食」「温玉とろたく丼」(以上1,700円)、「やわらか鶏の味噌(みそ)煮 ゴボウフリットのせ定食」(1,600円)を提供する。

 「ランチタイムにもディナーの料理とアルコールを提供可能だし、大人数のパーティー利用にも対応する。いろんなシーンの使い方に寄り添っていきたい」と折笠さん。土佐さんは「すでに常連になってくれる方もいて、少しずつ地元のお客さんとの関係性ができてうれしい。まずは旗の台の皆さんに好かれる店にしていきたい」と話す。

 営業時間は11時30分~14時30分、17時30分~23時。水曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース