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旗の台に「レコードカフェ シンディ」 自席のプレーヤーとヘッドフォンで鑑賞

「レコードカフェ CINDY」店長の藤井里果さん

「レコードカフェ CINDY」店長の藤井里果さん

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 「レコードカフェ CINDY(シンディ)」(品川区旗の台4)が旗の台駅近くにオープンして2カ月がたった。

「レコードカフェ CINDY」外観

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 薬局跡を利用する。店舗面積は12坪。席数は、カウンター=5席、テーブル=6席。

 藤井里果さんが夫と共に運営する。管理栄養士の資格を持つ藤井さんが飲食を、「TSUTAYA」のマーチャンダイザーや直営店の店長を務めた夫が店舗企画を担当する。

 出店の経緯について、藤井さんは「かつて夫が、TSUTAYAの店舗でCDの販売コーナーにあった試聴器をレンタルCDスペースにも設置したところ、お客さんから好評だったそう。その経験から、気軽にいろんな音楽を聴けるような場所を作りたいと2人で考え、最近のアナログ盤ブームを受け、レコードに触れて楽しめるカフェにした」と話す。

 店で用意するレコードは1980年代の洋楽をメインに700枚以上。「若年層にもレコードを聴いてもらいたい」と、K-POPやJ-POPもそろえる。店内のレコード棚から好きな盤を選び、自席のプレーヤーとヘッドフォンを使って鑑賞できる。

 料金は、平日=700円、土曜・日曜・祝日=800円(いずれも学生は100円引き)。ワンドリンクオーダーが必要。混雑時は90分制。

 ドリンクは、中延のカフェ「喫茶 こ虎」の豆を使ったブレンドコーヒー(300円)ほか、クリームソーダ(500円)、缶ビール(400円)、角ハイボール(400円)など。フードは「ワッフル&アイスクリーム」(500円)、「アサイーボウル」(600円)などを提供する。

 オープン後の反響について、「レコードになじみのある世代の方はもちろん、中学生や高校生が来てくれるのがうれしい。一度来た人が、友達や家族を連れてリピートしてくれている」と藤井さん。「レコードというとハードルの高さを感じる人もいると思うが、プレーヤーを使ったり、ジャケットを眺めたり、ライナーノーツを読み込んだりと、レコードにまつわる体験を丸ごと楽しみに来てもらえたら」と話す。

 営業時間は12時~21時。

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