カフェ「Tool(ツー)by高輪工藝(こうげい)舎」(港区高輪3)が高輪台駅近くにオープンして2カ月がたった。経営は、イタリアン「WANG(ワン)」(新宿区)の運営や、食品の企画・製造・販売を手がけるフラバーガステッド(同)。
カフェの奥に食品工場「高輪工藝舎」を併設する。飲食店営業と食材の店頭販売に加え、今後は工場で製造したお菓子などの卸売りも予定する。
店舗面積は約11坪。席数はテーブル=8席。店内は白い壁で、ブルーをアクセントに使う。社長の新田周平さんは「工場の雰囲気が出るように、あえて配管をむき出しにするなど、インダストリアルな内装を意識した」と説明する。
高輪台での出店経緯について、店長の種田優太さんは「開発が進んでいるエリアであり、周りにカフェが少ないことも理由の一つ」と話す。
モーニングメニューは、天然酵母の自家製パン、サラダ、「東京のハム」「たむらの濃密卵」「北海道にんじんのスープ」をセットにしたモーニングプレート(2,000円)。このほか、本日の焼き菓子(200円~)、本日のパン(400円~)を提供する。
ランチメニューは、スパイスやハーブを使った「インディアンカレー」のランチプレート(2,000円、カツレツなし=1,600円)を用意する。最近は、季節の食材を使った限定メニューとしてほうとうを提供したり、品川カブのカヌレを販売したりしたという。種田さんは「生産地と縁が多く、農作業を手伝いに行ったり、直接野菜を持ってきてもらったり、関係を大切にしている。地方の食材を生かしたメニューを考えたい」と話す。
ドリンクメニューは、グアバジュース、りんごジュース、ウーロン茶(以上600円)、コーヒー、紅茶(以上700円)、カフェラテ、ティーラテ、オレンジジュース(以上800円)など。ランチ営業からアルコールを提供し、アペロールソーダ、自家製ホットワイン(以上900円)、クラフトビール(1,000円~)のほか、ワインを各種そろえる。
開店後の反響について、種田さんは「オープン前から、地域住民の方に『楽しみにしている』と声をかけてもらっていた。1人でゆっくり過ごす人も、家族で会話を楽しむ人も、それぞれ自由な過ごし方をしてくれているのがうれしい」と笑顔を見せる。「次のステップとして、店内に備える包あん機を使い、具材を包み込むお菓子やカレーパンなどを作ってみたい。ギフト商品の製造や百貨店の催事出店も視野に入れている」とも。
営業時間は8時~16時。