ネットリサーチサービス「ディムスドライブ」を運営するインターワイヤード(品川区南大井5)は8月8日、7月4日~7月12日にかけて実施した「ボーナスに関するアンケート」の調査結果を発表した。回答者は、同社が全国から集めたモニター8,183人(男性:3,564人、女性:4,619人)。
調査段階で、「夏のボーナスが出た」と回答したのは全回答者の23.2%。予定を含めて「ボーナスが出る」人の割合は36.1%となった。一方、「今夏のボーナスは出ない」「元々ボーナスがない」と回答した人は全体の6割近くに上る。同調査では、従業員が少ない企業に勤める人ほど、今夏のボーナスは出ないと分析している。
昨年と比較したボーナス額の増減については、「増えた」=25.2%、「減った」=22.4%と、ほぼ同じ割合に。「変わらない」という回答は45.2%となり、半数近くを占めた。また、今夏のボーナス額の満足度は、「非常に満足」=4.0%、「まあ満足」=28.2%で、満足と回答した割合は全体の32.2%。一方、「やや不満」=24.2%、「非常に不満」=21.2%となり、「不満」を表明した人は45.4%と「満足」を大きく上回っている。
この調査に関する反響について、同社ディムスドライブ事務局の三浦さんは「個人ブログで公開されたデータが取り上げられ、自分自身のボーナスと比較して感想を書くケースもある」と話す。
調査ではこのほか、「ボーナスの使い道」「ボーナスを自由に使える割合」「もし主婦業にボーナスが出るとしたら」など、さまざまな角度で2007年夏のボーナス事情を探っている。