ザ・プリンス さくらタワー東京、グランドプリンスホテル新高輪、グランドプリンスホテル高輪(以上、港区高輪3)で現在開催している「桜まつり2009」で、ソメイヨシノが七分咲きとなり見ごろを迎えている。
高輪のプリンス系ホテルで開催中の「桜まつり2009」。4月2日現在は七分咲き(撮影=竹田賢廉さん)
3ホテルの敷地内には、日本庭園を中心に19種類232本の桜が植えられ、花見スポットとして親しまれている。2月上旬からカンヒザクラとカワズザクラが開花し始め、5月上旬に開花する深山桜まで約3カ月間、19種類の桜を楽しめる。桜の開花状況は「桜まつり2009」ウェブサイトのライブカメラでも確認できる。
「桜まつり」期間中、3ホテルにある20店以上のレストランで桜にちなんだメニューを用意。近年は、「花見の場所取り、飲食物の準備の手間を省きたい」というニーズから、レストランの企業利用が増えているという。さらに期間限定の屋外席を設置したり、テークアウト用のメニューを販売するなど、多用な「花見ニーズ」に応える。
4月1日からは、日本庭園での新しい演出として「さくら坂の鐘」を始めた。「ザ・プリンス さくらタワー東京」開業10周年と「グランドプリンスホテル高輪」開業55周年を記念して、「さくら坂」で8時、17時(11月~2月=16時)の2回、毎日ホテルスタッフが鐘を突く。このほか日本庭園では、照明デザイナーの古谷茂巳さんによる「夜桜ライトアップ」や「鯉のぼり」などの演出も。
3ホテルの企画広報を担当する竹田賢廉さんは「さまざまな種類の桜が楽しめるので、多くの来園者に好評をいただいている。ソメイヨシノは今週末には満開になるのでは。レストランの予約状況は、4月6日以降はまだ余裕があるのでぜひご利用いただければ。今年から開始した『さくら坂の鐘』で情緒あふれるひとときを演出できれば」と話す。
「桜まつり2009」「夜桜ライトアップ」は4月12日まで。「鯉のぼり」は5月5日まで。