JALUX（品川区東品川2）は8月20日、羽田空港の空港店舗「BLUESKY」エアラインショップで「JALエアラインバッグ」復刻版の販売を開始した。同商品は「鶴丸タイプI」と「鶴丸タイプII」の2種類。それぞれ1,000個の限定生産となっている。

　白をベースカラーとした「鶴丸タイプI」は、1964年東京オリンピック開催記念モデルの復刻版。当時は片面に五輪のマークが描かれていたが、同商品は、両面に赤いJAL鶴丸とJAPAN AIR LINESロゴをプリント。赤をベースカラーとした「鶴丸タイプII」は、1980年代に使用されていたエアラインバッグの復刻版。白いJAL鶴丸マークとJAPAN AIR LINES のロゴをプリントした。どちらもショルダーベルトの金具部分にJALの刻印入り、JALロゴ入りネームタグ付き。価格はそれぞれ5,250円と4,725円。

　海外旅行普及以前の1960年代当時、エアラインバッグはファースト・クラスの搭乗記念や、日本初海外パッケージツアー「JALPAK」に参加者に提供されていた。機能性が高く、機内搭乗時のオーバーナイトバッグ（機内持ち込み）としても便利だったため、トラベルバッグの先駆けとして重宝され、海外旅行者のステータスシンボルにもなった。復刻版発売に際し、担当者は「JAL鶴丸のロゴに思い入れのある方はもちろん、現トラベラーにも活用してほしい」と話している。

　同時に、オフホワイトを基調とした、現行JALロゴタイプのエアラインバッグも同時発売。縦型､横型、小型の3型展開で、価格はそれぞれ、縦型・横型＝5,040円、小型＝3,990円。

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