ゲートシティ大崎で「淀川長治・映画の祭典」-生誕100年記念で

映画評論家として幅広く活躍した故・淀川長治さん。

映画評論家として幅広く活躍した故・淀川長治さん。

  • 0

  •  

 大崎駅新東口に直結した「ゲートシティ大崎」(品川区大崎1、TEL 03‐5496‐3131)で8月8日より、淀川長治さんの生誕100年を記念して「淀川長治・映画の祭典」を開催する。

[広告]

 淀川さんは戦前戦後にわたり、映画雑誌の編集、テレビ朝日「日曜洋画劇場」の解説など幅広く活躍した映画評論家。1998年に89歳で亡くなるまで、日本映画文化の発展にさまざまな業績を残したとし、「日曜映画劇場」などの台本や直筆の解説台本、講演メモなどの資料展示を行う。

 期間中、同イベントのメーンとしてこれまで淀川さんが紹介した映画上映。淀川さんが「映画史に残すべきもの」として選んだ作品を「淀川長治 名画劇場」として1日3本、日替わりでDVD上映を行う。上映作品は「チャップリンの拳闘」「チャップリンの醜女の深情」などチャップリンの無声映画時代初期の作品や、フランス映画監督ジュリアン・デュヴィヴィエの代表作「舞踏会の手帖」など計24作品。16日の最終日にはインターネット応募で受け付けた人気上位3作品をアンコール上映する。

 同イベントをプロデュースした坪井広さんは「ターゲットは映画を愛するすべての人。今回の祭典は淀川さんの事を良く知るシニア世代はもちろん、若い世代にも淀川さんという人物の魅力を伝えたい。今後も近隣の方に喜んでいただけるような知的好奇心を満たすすてきな時間を届けていければ」と話す。

 開催時間は12時~21時。名画劇場は各回150組300人をインターネット応募の抽選で受け付けるほか、各回先着100人が入場可能。応募はゲートシティ大崎ホームページで今月24日まで受け付ける。

 開催時間は12時~21時。入場無料。8月16日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース