ソニー(港区高輪4)は9月10日、サウンドエンターテインメントプレーヤー「Rolly」の発表イベント「Rolly Special Party」をホテルCLASKA(目黒区)で開催した。
同製品は、1GBのフラッシュメモリーを内蔵した手のひらサイズの音楽プレーヤー。本体左右にステレオスピーカーを装備している。音楽データは専用のUSBケーブルを使って転送する。また、Bluetoothを利用して、ワイヤレススピーカーとしても使用できる。
最大の特徴は、音楽に合わせて本体が自在に動き回る点。ダンスのような動きと光は「Motion(モーション)」(以下、モーション)と呼ばれ、付属ソフトの「Motion Editor」で作成できる。モーションには、Rolly自身が音楽を解析して動く「セルフモーション機能」、Motion Editorで音楽を解析してモーションを自動作成する「おまかせモーション機能」、ユーザー自身が1つ1つのモーションを細かく設定する「カスタムモーション機能」の3種類。作成したオリジナルモーションは、9月末にオープン予定の専用サイトにアップロードし、他のユーザーと共有することができる。
同製品には電源ボタン以外の再生、停止、ボリューム調節などの専用ボタンが備わっていない。すべての基本操作は、本体左右の「ホイール」と呼ばれるゴム製の車輪部分を回転させて行う。操作部分をホイールのみにすることによって、直感的インターフェイスを実現した。
イベント会場は2フロアに分かれ、デモンストレーションコーナーや実際に製品を触って楽しめるコミュニケーションブースなどを設置。参加者からは「動きが面白くて見ていて飽きない」「操作が簡単なので誰でも使えそう」などの声もあった。
同製品は9月29日より、全国の家電量販店で販売予定。現在、公式サイトで予約を受け付けている。