JR大井町駅前中央通り沿いに9月5日、中華料理店「餃子（ギョーザ）広場 大井町店」（品川区大井1、TEL 03-3771-2217）がオープンした。

「羽根付き焼餃子」（350円）

　同店は青物横丁に次ぐ2号店。中華料理「華宴」跡地を居抜きで利用している。店舗面積は約24坪、席数は55席。

店長の山下文子さんは中国出身で、飲食店の出店は今回が初めて。出店の経緯について、「物件のオーナーが知人で、場所が空いたので店をやってみないかと声を掛けてもらったのが開業のきっかけ」と話し、「料理のボリュームを充実させ、ビジネスパーソンやお子さままで幅広いお客さまに満足いただける店を目指したい」と意気込む。

　メニューは「羽根付き焼餃子」（350円）や「麻婆（マーボー）豆腐」（750円）、「五目おこげ」（1,000円）や「フカヒレラーメン」（1,100円）、「牛肉の四川風煮込み」（1,280円）など、四川料理を中心に131品目を提供する。ラー油など、店内で使う調味料は全てオリジナルで調味したものを使用する。

　ドリンクメニューは「生ビール」（490円）や「青島ビール」（450円）、「生レモンサワー」「甕（かめ）出し紹興酒」（以上400円）などを用意する。そのほか焼酎や日本酒も取りそろえる。ドリンクと料理2品がセットになった「晩酌セット」（1,080円）も。客単価は昼＝800円、夜＝2,000円。

　ランチメニューは、「鶏肉の辛子炒め定食」（780円）や「黒酢の酢豚定食」（800円）、「角煮チャーハン＋半ラーメンセット」（850円）など。定食はご飯の大盛りが無料で、小皿のマーボー豆腐を付ける。山下さんは「ご飯を大盛りにしたお客さんが、おかずが足りなくなって困るのではないかと思い、マーボー豆腐をサービスすることにした」と話す。お昼時には日替わりの弁当（500円）も販売する。

　「メニューはボリュームがあるものが多いため、多くのお客さまから好意的な声を頂いている」と山下さん。「今はビジネスパーソンがほとんどなので、家族連れのお客さまにも楽しんでいただけるようなメニューを考案中。皆さまにとって居心地の良い店になれれば」と笑顔を見せる。

　営業時間は11時～15時、17時～23時。日曜定休。