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大崎ニューシティにそば居酒屋「そばえもん」 サッポロライオンが新業態

サッポロライオン社長の三宅祐一郎さん(中央左)と、ブランド開発部長の相羽良樹さん(中央右)。左右は同店スタッフ

サッポロライオン社長の三宅祐一郎さん(中央左)と、ブランド開発部長の相羽良樹さん(中央右)。左右は同店スタッフ

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 大崎ニューシティ5号館(品川区大崎1)に4月9日、そば居酒屋「串天・鴨だしおでん そばえもん 大崎店」(TEL 03-5437-3636)がオープンした。運営は、ビアホール「銀座ライオン」や「ヱビスバー」などを展開するサッポロライオン(渋谷区)。

「串天・鴨だしおでん そばえもん 大崎店」の外観

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 同店はサッポロライオンの新ブランド。同所で経営していた「そば割烹 安曇野庵(あずみのあん)大崎店」をリニューアルし、新業態としてスタートする。店舗面積は約46坪、席数は84席。

 社長の三宅祐一郎さんは、開店の経緯について「大崎で働く人のニーズ変化に合わせて、新しい業態を提案できないかと考えた」と話す。近辺のビジネスパーソン向けのランチメニューを充実し、夜はアルコールメニューを強化することで仕事帰りの需要を掘り起こす。「女性にも受け入れやすいよう、店名は肩の力が抜けるような柔らかいイメージで選んだ」とも。

 ランチメニューは、「濃厚魚介だし」(780円)や「クリーミー胡麻だれ」(900円)、「スパイシーカレー」(950円)などのつけそばのほか、「『あい鴨』せいろ」「『あい鴨』南蛮」(以上1,200円)、「鶏と玉子の親子とじ」(750円)、「もりそば」(580円)など。

 同社ブランド開発部長の相羽良樹さんは「若い人にも楽しんでもらえるよう、ボリューム感のある中太麺を使っている。だし汁は定番の和風だしのほか、洋風にアレンジした特徴的なものをそろえた」と話す。

 ディナーメニューは「蓮根」(100円)や「エリンギ」「とうもろこしのかき揚げ」(以上180円)、「茗荷の豚巻き」(250円)、「海老」「煮穴子」(以上300円)などの串天ぷらのほか、鴨ガラから取った出汁で煮込んだ「鴨皮串」(280円)、「鴨つくね」(400円)、「ながーい大根」(450円)のおでんなどを取りそろえる。「板わさ」(540円)、「明太子ポテトサラダ」(550円)といったサイドメニューも。

 アルコールメニューは「サッポロ生ビール 黒ラベル 中ジョッキ」(690円)や「赤星 サッポロラガー」(780円)、「パンチレモンサワー」「トマトサワー」「男梅サワー」(以上480円)などを用意する。そのほか、日本酒「鍋島 特別純米」(880円)、「獺祭 純米大吟醸50」(980円)、芋焼酎「からり芋」(550円)、麦焼酎「中々」(600円)なども用意する(以上税別、ランチメニュー除く)。客単価は昼=800円、夜=3,000円。

 三宅さんは「どちらかといえば、そばは年齢層が高い人が楽しむイメージがあり、若い人はなかなか足が向かなかったように思う。敷居の高さを払拭(ふっしょく)し、若い人が気軽に楽しめるようなそば居酒屋を目指したい。地元の人にも愛される店になれれば」と笑顔を見せる。

 営業時間は、11時30分~15時、17時~23時。土曜・日曜・祝日は12時~21時(土曜日は21時30分まで)。

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