武蔵小山の中古PC店、iPadを輸入販売-3分100円でおさわりも

体感コーナーで「おさわり」を行う長津さん。

体感コーナーで「おさわり」を行う長津さん。

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 東急目黒線武蔵小山駅近くの中古PC販売店「PC EXPRESS」(品川区小山3、TEL 03-6426-4483)は4月下旬から、iPadの輸入販売を開始した。

「お客様に話題のiPadを実際に触ってもらえる機会を作りたかった」と話す佐藤店長。

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 iPadは、4月 3日に米国でWi-Fi版がリリースされ、30日には3G版(Wi-Fi接続兼用)が販売された。日本での発売日は未定で、5月末~6月上旬ごろと予想されている。

 パソコンの修理・サポートも行う同店は、仲介業者を通して米国で発売されているiPadを仕入れることができたため、日本での発売を前に輸入商品の販売に踏み切ったという。モデルは「16GB」(8万2,800円)、「32GB」(9万9,800円)、「64GB」(12万7,800円)のWi-Fi 版3種類。それぞれ5台程度の在庫を確保している。

 ベトナムで中古PC販売を1年間勤めた経験をもつ佐藤嘉矩店長は「広域品川圏にはマックユーザーが意外と多く、iPadの輸入販売に踏み切った。説明書や箱以外は日本で販売されるものと変わらないはずなので、日本での正式販売がスタートする前に手に入れたいユーザーがターゲット」と話す。

 さらに同店では、3分100円でiPadを試しに「おさわり」できる体感コーナーも用意。うわさを聞きつけ、店頭を訪れた横浜市在住の長津孝輔さんは、ひとしきりiPadの操作感を試した後、その場でiPad(32GB)の購入に踏み切った。「あと数週間待つべきかと思いながらも、実際に触ってみたことで湧き上がる衝動を止めることができなかった。後悔はしていない」と晴れやかな表情でコメント。同店初のiPad購入者となった。

 佐藤店長は、「入荷台数が少なく、本当は試用機を用意する余裕はなかったが、お客さまに話題のiPadを実際に触ってもらえる機会を作りたかった。あえて時間制限付きの有料サービスにしたのは、銭湯にあるコイン式のドライヤーから発想を得て、日本発売前の先行感やレア感を、よりお客さまに味わってもらえるのではないかと考えたから。ストップウオッチで厳密に3分間を計測するわけでもないので、順番待ちのお客さまがいないときは納得いくまでおさわりしていただければ」と笑う。

 営業時間は、平日=12時~21時、土日祝=11時~20時。

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