白金に6月11日、デリバリーに特化したお好み焼き専門店「お好み9」（港区白金6、TEL 03-3280-0539）がオープンした。経営はFCA（品川区東品川3）。

　対象エリアは品川区、目黒区、渋谷区、港区。デリバリーがメーンだが、イートインスペース6席も用意する。客単価は2,200円。1人暮らしのビジネスマンや企業のランチなどの需要を見込む。

　綿貫彰社長の「おすすめ」は、岩中豚の厚切り肩ロース使用した「特選！ 豚玉」（1,080円）。「広島焼き」（1,340円）や国産和牛ホルモンやニラ、キムチを使用した「スタミナホルモン」（1,890円）などの定番メニューのほか、キーマカレーとチーズをのせた「キーマカレー」（1,440円）や「北海ズワイガニ」（1,890円）などの一風変わったお好み焼きも。

　サイドメニューは、カニが入った「9特製とんぺい焼き」（980円）や群馬県産美桜鶏を使った「美桜鶏のもも鉄板焼き」（1,280円）、「旬野菜とエビのソテー」（940円）などを用意。イートイン時の料金は、表示価格と若干異なる。テークアウトは、全品10％引きで販売。

　綿貫さんは「配送するエリアにお好み焼きのデリバリーがないので出店を決めた。関東ではお好み焼きが夜の食事というイメージが強いので、今後はランチでの認知度が高まれば。宅飲みブームで、夜間のデリバリーが非常に好調。9月には本社で2店目を開業予定で、5年間で23区のエリアを制覇したい。今後は、地域の夏祭りにも参加して地元の方と交流できれば」と話す。

　イートインは11時～12時、注文受け付けは11時～翌1時。