東五反田・目黒川沿いの桜並木で12月3日、「桜並木のイルミネーション」が始まった。
「大崎で育つ子どもたちの心に『ふるさとへの愛着』と『夢を持つことの大切さ』を届けること」を目的としたプロジェクトの第1弾。地元企業などから協賛を受けた「目黒川みんなのイルミネーション実行委員会」が設置した。
大崎エリアでは、テクノスクエア構想(大崎駅周辺地区市街地整備構想)をコンセプトに再開発が進行中。多くのハイテク機器関連上場企業が集結し、住宅も増えたことが同プロジェクトの背景となっている。
イルミネーションは約15万6,000球のLEDを使用して、「冬の桜」を演出。環境への負担がほとんとないというグリーン電力を採用している。
3日は、親水広場「品川区立 五反田ふれあい水辺広場」(品川区東五反田2)で点灯式を実施。和楽器ユニットとして活躍している「AUN Jクラシック・オーケストラ」がゲストとして登場し、演奏で会場を盛り上げた。
点灯式には、地元住民や家族連れ、会社帰りのOLなど多くの見物客が訪れてにぎわった。イベントに訪れた30代の女性2人組は「音とイルミネーションが調和していて、とてもよい」「桜色がきれい」と話していた。
第2弾は今月17日、地元の子どもたちが夢を描いたペットボトル約1,300本で作る全高6メートルの巨大ツリーを設置する予定。
点灯時間は17時~22時。今月26日まで。