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中延・旗の台のタウン誌「まるまるっと!」創刊-まちおこし活動とも連携

「まるまるっと! 中延・旗の台版」の表紙は中延商店街のイラスト

「まるまるっと! 中延・旗の台版」の表紙は中延商店街のイラスト

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 武蔵小山のタウン誌「まるまるっと! 武蔵小山」を発行するエムティワーク(品川区小山4)は6月15日、中延エリア版タウン誌「まるまるっと! 中延・旗の台版」を創刊した。

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 発行部数は1万部で、年2回の定期発行。創刊号は中延商店街とパートナーを組み、同商店街をメーンに取り上げる。高齢の読者を想定し、武蔵小山版より文字のサイズを大きくした。「中延商店街振興組合の新井司理事が興味を持ってくれたことがきっかけとなり、初めて商店街と組むことになった。今後は中延・旗の台エリアの商店街と順に組んでいければ」と編集長の小竹恵美さん。

 表紙は中延商店街入り口のイラストを起用。同イラストは、印刷会社によるまちおこしの活動「マーチング」の一環。マーチングの意味は「街ing」で、湯島の「利根川印刷」(文京区)が4年前に「湯島本郷マーチング委員会」を立ち上げた。街の風景100景をイラスト化し、はがきなどを作り、街の活性化につなげていくという。イラストに起こすのはイラストレーターの上野啓太さん。

 現在、活動しているのは「さっぽろ」「ふくしま」「日本橋」「別府」など19の団体。印刷会社であるエムティワークも、池田印刷(品川区)と「しながわマーチング委員会」を結成。中延エリア版タウン誌が同活動の第1弾となった。

 20日からは、コニカミノルタ デジタルイメージングスクエア(港区港南2)で各マーチング委員会のイラスト5点ずつ展示する「マーチングEXPO2011」を開催。「しながわマーチング委員会」は、品川区を3つにエリア分けて、西側エリアの商店街を中心にイラスト化。武蔵小山のパルム商店街、飲み屋横丁、不動前のかむろ坂など5点を展示する。

 小竹さんは「地域情報誌の編集とマーチングの活動を連携し、地元に目が行くきっかけとなればうれしい。今後は『まるまるっと』で培ったノウハウをほかのエリアに提供していきたい。商店街以外のエリアでも展開できれば」と意気込む。

 「マーチングEXPO2011」の見学時間は12時~17時(24日は15時まで)、入場無料。今月24日まで。

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