大井町で「宝探し」イベント-ツイッターで知り合った地元有志が企画

イベント当日の受け付けを行うガラクタスの前で。左から平松さん、中埜さん、雨宮さん

イベント当日の受け付けを行うガラクタスの前で。左から平松さん、中埜さん、雨宮さん

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 大井町周辺~旧東海道を中心としたエリアで9月11日、宝探しイベント「オオイマチトレジャー☆~4つの謎を解いてモルシナと大井町を救え!~」が行われる。

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 主催は、大井町在勤・在住など、大井町周辺で生活している人たちから成る「大井町会」。東日本大震災後、地域貢献を軸に何かできないかとツイッターを通して知り合ったメンバーが、月に1度飲み会とイベントを開き交流を図ってきた。現在メンバーは30人前後。20~40代と幅広く、女性が多いという。

 同会発起人の1人で、DTPデザインやアパレルの加工などを行うガラクタス(東大井5)の中埜幹夫社長は「大井町は飲食店も充実していて外れがない街。地域貢献について考えた際、子どもも楽しめるイベントを開けば世代間の交流にもつながると思った」と話す。

 大井町会6回目となる今回は、初めて親子が参加できるイベントを企画。「冒険の書」を手に、該当エリアで4つの謎を解きながら地域スポットを回り、ゴールを目指す。保育士支援を目的としたウェブサイト運営やセミナーを行うキッズカラー(東大井2)の平松大昌さんと雨宮みなみさんが企画・物語のシナリオを作り上げた。

 物語には、「モルシナ(品川を守る)」「シナチル(品川チルドレン)」「ジャーク(邪悪)」などのキャラクターが登場。シナリオを担当した雨宮さんは「子ども目線で、わくわくできるようなストーリを意識した。各スポットにはスタッフがいるので、参加するお子さんには大人との交流も楽しんでほしい」とほほ笑む。平松さんは「もちろん大人同士の参加も大歓迎。挑戦者を待っている」と参加を呼び掛ける。

 今後について、中埜さんは「地震が起きたとき、情報伝達がいかに大事かよく分かった。大井町会にはITに強いメンバーがそろっているので、災害時に連携できるよう地域とのつながりを作っていきたい」と話す。

 開催時間は13時30分~16時。雨天順延。参加費は1ペア500円(子どもだけの参加は不可)。定員は30組で、申し込みはホームページで受け付けている。当日参加も可。

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