目黒通りの上大崎交差点角に3月8日、台湾料理店「巧匠(チャオジャン)」(品川区上大崎2、TEL 03-3444-8288)がオープンした。店舗面積は26坪で、席数は50席。
ケータリング専門店「チャイナキッチン」「杏屋」を展開する山本義益さんらが共同経営する同店。山本さんは台湾出身で、15歳で来日した。代官山の中華料理店で総料理長を務めたこともあるという。
メニューは「ミミガーのしょうゆ味冷菜」「豚足コラーゲンの美容煮」(以上320円)などの前菜や、大皿料理の「酢豚」(780円)、「ホイコーロー」「ユウリンチ」(以上880円)など。点心は「小龍包(ショウロンポウ)」(3個350円)、「フカヒレギョーザ」(3個350円)、「エビワンタン」(250円)など約15種類を用意する。
ティータイムには飲茶を提供。お茶は「薔薇茶」「菊茶」「茉莉茶」(以上1人前500円)などをそろえ、全てオーナー・スタッフが中国で買い付けているという。デザート系の点心は常時約5種類(150円~)。を用意するほか、「杏仁(あんにん)豆腐」(420円)、「タピオカ」「ピーナツ豆腐」(以上380円)なども。
平日限定で週替わりのランチメニュー(500円~)も用意する。「白金台に近いこのエリアでは、ワンコインランチを提供している店は少ない。手作りの本格台湾料理を、手頃な価格で楽しんでもらえれば」とスタッフの麗さん。
麗さんは「私は中国出身なので台湾料理にはなじみがなく、初めて食べたときはおいしさに驚いた。中華料理は揚げ物が多く油っぽいイメージがあるが、台湾料理はもっとさっぱりしている。日本人の口に合うのでは」と話す。テークアウトのみの利用にも対応する。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ティータイム=14時~17時、ディナー=17時~23時。