JR五反田駅西口エリアに、いろり焼き居酒屋「いろり焼 玉の屋」（品川区西五反田1、03-6420-0344）がオープンして2カ月がたった。店舗面積は20坪で、席数は30席。

「鮎の踊り焼き串」（630円）

　同店ではカウンター内にいろりを設け、注文が入ったメニューをスタッフが焼き上げる。店長の玉腰晃大さんは「かつての日本では各家庭にいろりがあり、家族や客がそこに集まって食事をしたり、暖を取りながら話をしたりするなど、いろりがコミュニケーションの中心だったはず。古き良き時代を象徴する『いろり』で焼いた料理を味わってもらうとともに、この店自体がいろりのような場所になれたら」と話す。

　メニューは「ゲソ串」（210円）、「本ししゃも串」（315円）、「サーモンはらす親子串」「黒ムツ西京漬け串」（以上420円）、「海老ウニネーズ焼き串」（525円）、「鮎の踊り焼き串」（630円）、「おまかせ串焼き十種盛り」（2,940円）など。

　ドリンクはビール（480円～）、サワー（380円～）、ハイボール（460円～）、ワイン（グラス500円）など約80種類をそろえる。

　ランチメニューは日替わりで、「満腹アジフライ定食」（900円）、「とろとろ牛スジ大根定食」「本日の煮魚定食」（以上900円）など。

　「西五反田に出店したのは、サラリーマンやOLが多く、活気のある土地だと思ったから。メーンの客層は30～40代の男女。現在は男性の利用が7割なので、今後は女性客にもアピールしていければ」と玉腰さん。「これからも、料理の盛り付けや『いろり焼き』という珍しい食べ方にこだわり、印象に残る食事を提供していきたい」とも。

　営業時間はランチ＝11時30分～14時、ディナー＝17時～翌1時（土曜・祝日はディナーのみで24時まで）。日曜定休。