京浜急行電鉄(港区高輪2)は10月21日から、同列車のダイヤを改正する。
ダイヤ改正は「京急蒲田駅付近連続立体交差事業」および「京急蒲田駅総合改善事業」の進行に伴い、事業区間の上下線が高架化することに合わせて実施。羽田空港と品川・都心方面、横浜方面を結ぶ列車を増やし、所要時間を短縮して空港へのアクセスを向上させる狙いがある。
新ダイヤは品川~羽田空港間の「快特」を倍増し、10分間隔で運行。品川からの所要時間は、羽田空港国際腺ターミナル駅までが12分、羽田空港国内線ターミナル駅までが15分となる(それぞれ、現行の「エアポート快特」利用時より1分、「エアポート急行」利用時より7分短縮)。京急線-都営浅草線の直通電車を増やすことで、都心方面への接続も強化する。横浜方面~羽田空港間の「エアポート急行」の倍増や朝ラッシュ時の羽田空港への直通電車も増発する。
羽田行きの快速電車を待っていたIT企業に勤務の男性は「仕事とプライベートの両方で、月に4~5回は羽田空港を利用している。ダイヤ改正によって、京急の利用機会は確実に増えると思う」と話す。外国人ビジネスマンは「便利になるのはうれしい。でも、僕としては駅に着いたときに困らないように英語のマップがほしい。今も乗り換えでどこへ行ったらいいのか迷っている…」と要望も。
各駅の時刻表は、京急電鉄公式サイトで確認できる。