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目黒に「釜炊バル 酒嚢飯袋」-子どもの誕生で「腹くくり出店」

店主の山本さん

店主の山本さん

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 目黒駅西口近く、メグロードビル(上大崎2)2階に「釜炊バル 酒嚢飯袋(しゅのうはんたい)」(TEL 03-6417-4221)がオープンして1カ月半がたった。店舗面積は8坪、席数は16席。

「釜炊バル 酒嚢飯袋」の店内

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 店主の山本晃路さんは地元・富山県でコンビニエンスストアの食品バイヤーとして勤務。その後、「自分の手で料理を作りたい」と、25歳で上京。和食店で料理人の経験を積んできた。「店を持つことは昔からの夢だったが、なかなか勇気が出なかった。昨年1月に子どもが生まれ、『頑張らなければ』と腹をくくって出店に踏み切った」と話す。

 米料理をメーンにした理由は、「ニューヨークの和食店で勤務していたころ、外国人におにぎりをすごく喜んでもらった。日本人では気付きにくい『米のおいしさ』をあらためて実感したから」と山本さん。「提供する米は釜で炊き上げているので、味と香りが違う」とも。

 メニューは「釜だき定食」(950円)や「海鮮わっぱめし」(900円)、「釜炊ごはん」(300円)、「塩むすび」(250円)、「カニみそのピザ」「8種やさいのニース風サラダ」(以上750円)、「とりあえずのつまみ盛」(850円)など。

 アルコールは「花泉」(500円)や「末廣」(480円)、「ロ万(しもふり)」(560円)など、山本さんが好む福島県産の日本酒を豊富に取りそろえる。ほか、「ハートランド」(520円)や「下町焼酎ハイボール」(480円)などを用意する。

 今後について山本さんは、「実家が米農家なので父の作った米で料理を提供したい」と話す。

 営業時間は12時~23時。日曜・祝日定休。

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