戸越エリアで5月17日、食べ飲み歩きイベント「酔ぅ喰ぅバルIV in 戸越銀座 2013 SPRING」（以下、ヨクバル）が開催される。主催は戸越銀座商店街連合会（品川区）。

　戸越銀座商店街にある飲食店を中心に、45店舗が参加する同イベント。街一帯をバルに見立て、参加者はバルチケットとマップを手に、各店「自慢」のおつまみとワンドリンクを楽しむ。4回目の開催となる今回は、5000食の販売を見込む。

　今回は同イベント初の試みとして、店舗の混雑状況を情報共有する。具体的には、ツイッターでハッシュタグ「#yokubar」を付けて混雑状況をつぶやく方法と、「非公式ヨクバル応援サイト」で、グーグルマップ上のピンを混雑状況に応じた色に変える方法の2種類。これは近隣住民有志による「ヨクバル支援企画」。

　「ヨクバルは毎回盛況だが、お目当ての店に入れない『バル難民』も出る。スマホを使って、参加者同士が店の混雑状況を共有できないかと考えた」と、企画を提案した「らしく」（荏原2）の佐藤純也さん。

　同イベントを運営し、戸越銀座商店街のサイトを管理する一級建築士事務所「ユーデザイン」（戸越1）の竹地直記さんは、「戸越エリアの恒例行事として、イベントの認知度は上昇傾向にある」と話す。「インターネットでチケットを予約する人の半数は、品川区外の人。地域をアピールするチャンスなので、飲食店と住民が一丸となって盛り上げていければ」とも。

　開催時間は17時～翌2時（店によりバルメニューの提供時間は異なる）。バルチケットは5枚つづりで、前売り＝3,500円、当日＝4,000円。戸越銀座商店街会館などで購入できる。使い切れなかったチケットは翌日から同月24日まで、1枚700円の金券としてバル参加店で使用可能。