東急目黒線・武蔵小山駅近くのパルム商店街に6月12日、「むさしこやまかへ。」(品川区荏原3、TEL 03-3783-6355)がオープンした。店舗面積は15坪、席数は30席。
オーナーは金川勝己さん。地域情報を発信するインターネットメディア「武蔵小山新聞」の代表と記者を務める。同エリアには13歳のころに上京して以来、住み続けているという。
街の魅力について、金川さんは「武蔵小山を心から愛している。生活に便利な点もあるが、何より行き交う人々や店が面白い」と笑う。「いずれはこの場に編集機能を移行するかも」とも。
オープンのきっかけは、店長の篠原聡さんとの出会い。2人は月に1回のペースで、フリースペースを利用した飲食店を営業していた。そこで意気投合し、「せっかくなら常設店を作ろう」と話が一気に進んだという。篠原さんは、レストランでシェフとして勤務した経験を持つ。
ランチは、「チキンと野菜のオムライス」や「ツナとコーンのサンドイッチ」「カルボナーラ」(以上、単品=850円、サラダ・ドリンク付き=950円)など。ディナーは、「ベーコンと温泉卵のシーザーサラダ」(Sサイズ=600円、Mサイズ=900円)、「レバーパテ」(500円)などを用意する。
ドリンクは、「コーヒー」(400円)や「エスプレッソ」(200円)、「ビール」(600円~)、「ワイン」(グラス=500円~、ボトル=3,000円~)、「焼酎」(500円)、各種ソフトドリンク(400円)などを取りそろえる。想定客単価は、ランチ=1,000円、ディナー=2,000円~3,000円。
「まずは地元の人に愛されることが大切」と金川さん。「Wi-Fiやプリンターを完備し、フリーランスで仕事をする人も集える店にしたい。この場で横のつながりが生まれれば」とも。
営業時間は11時~翌1時。