
中延商店街振興組合(品川区東中延2)は2月10日、日本全国の有名駅弁を集めて「駅弁大会」開催する。
同商店街は全長340メートルで、4区画から形成され約130店舗が加盟している。同イベントは30年以上前に同商店街の一区画から始まり、参加店舗が増加。現在は区画ごとに4カ所の販売所を設け、全国の有名駅弁26種類1,300個を470円~1,300円で売する。商店街担当者が当日の朝に駅弁を仕入れるため、新鮮な駅弁が販売所に並ぶのが特徴。
人気があるのは、群馬県横川駅の「峠の釜飯」(900円)や神奈川県小田原駅の「鰺の押し寿司」(900円)で、開始1時間前から行列ができることも。同商店街の荒井さんによれば、昨年のイベント時には、目当ての駅弁を購入するために家族が分かれて販売所の列に並ぶ姿も見受けられたという。
荒井さんは「普段から商店街を利用しているお客様へ感謝の気持ちを込めてイベントを開催している。人気の駅弁は15時前に売り切れてしまうので、早めに並んで購入してほしい。今後も商店街の店舗同士が横のつながりを大事にし、イベントを続けていきたい」と話す。