東急目黒線・武蔵小山駅近くに8月12日、フランス料理店「Ile de Manger(イル ド マンジェ)」(品川区小山台1、TEL 03-5794-4347)がオープンした。店舗面積は15坪、席数は26席。
店主の飯嶋和義さんは、大学卒業時から料理人の道へ。フレンチレストランやオーガニックレストランでシェフを務め、今回独立に至ったという。
「父方の実家は八百屋、母方の実家は飲食業という環境で育ってきたので、サラリーマンという選択肢は考えられなかった。武蔵小山の商店街に活気を感じて、ここに店を開くことを決めた」(飯嶋さん)。
同店の目玉料理は、「ロティサリーチキン」。鶏1羽を丸ごと串に刺して回転させながら炙(あぶ)り焼きにしたヨーロッパの大衆料理で、本場では日本の焼き鳥のような感覚で食べられているという。「ドイツで出合ったロティサリーチキンがおいしくて、いつか自分のフランス料理にも取り入れたいと思っていた」
メニューは、「鶏の丸焼き ハーブorチリ(ロティサリーチキン)」(500グラム=800円、1000グラム=1,600円)や「ひな鶏のロースト」(半身=500円、500グラム=1,000円)、「ローストポテト」「ローストコーン」(以上600円)、「いんげんとブルーチーズのサラダ」(750円)、「自家製ソーセージ2本」(800円)、「キャロットラペ」(500円)など。
アルコールはワイン(グラス=500円~、ボトル=1,700円~)や「ヒューガルテン生」(800円~)、「ギネス瓶」「シャンディガフ」「カシス・ソーダ」(以上700円)などを用意する。
今後について飯嶋さんは「とにかく、長く店を続けていきたい。食堂や酒場のように、気軽に使っていただければ」と話す。
営業時間は17時~24時。