飲食店事業などを展開するダイヤモンドダイニングは11月25日、本社を西新橋から三田へ移転した。移転先は、三田駅直通の三田NNビル(港区芝4)。
同社は、「VAMPIRE CAFE」や「九州熱中屋」「わらやき屋」「ベルサイユの豚」など、国内外に200店舗以上を運営する外食企業グループ。「1店舗1コンセプト」として、店舗ごとに特徴のある出店を行っている。
本社移転の経緯について、マーケティング本部広報部長の重田委久子さんは「これまでは会議室や応接室が埋まっていて使用できないことがよくあった。従業員の増強や新卒採用強化に対応するためのオフィススペースを拡充する必要があり、今回の移転に至った。駅直結で通勤が楽になり、業務効率化にもつながっている」と話す。
オフィスデザインを手掛けたのはインテリアデザイナーの森田恭通さん。会議室につながる廊下は、木目調の扉と鏡が並ぶシックで落ち着いたデザインになっているという。
「本社移転と同時期に、新しい会社パンフレットの作成やアプリ配信などの取り組みを行っている」と重田さん。「新たな企業理念として『熱狂宣言』を掲げ、今後もお客さまに熱狂的に喜んでいただけるような特徴ある店舗を作っていきたい」とも。