「モスバーガー」を運営するモスフードサービス(品川区大崎2)は2月20日、「ミスタードーナツ」を運営するダスキン(大阪府吹田市)と外食事業に関して資本・業務提携契約を締結した。
両社はフランチャイズ方式による店舗展開が事業の中心で、国内の店舗数は両社合計で約2,700店。業務提携により、それぞれの得意分野や経営資源を有効活用し、消費者の販売促進、付加価値の向上を図る。また、共通のオリジナル商品やカフェ形式など新業態の店舗を共同開発し、原材料の共同購入でコストを削減する。
ダスキンは第三者割当による自己株式処分を引き受け、モスフードサービスの保有する自己保有普通株式131万2,600株(発行済み株式の4.10パーセント)を19億3,608万円で取得する。モスフードサービスは自己株の処分で調達した資金をもとに、ダスキン発行普通株式の1.55パーセントにあたる105万1,000株を取得する。
モスフードサービス広報IR室担当者は「会社のクオリティーを上げることにより、お客様の満足度が上がると考えている。双方の優れているところを吸収しながらレベルアップしていきたい」と話す。
具体的な内容は、両社で設置する「業務提携推進委員会(仮称)」で今後協議していく予定。
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